大手葬儀社「小さなお葬式」では、割引の会員制度「早割」という割引サービスが用意されています。無料で加入できるということで気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、早割は誰が加入してもお得なのか、それとも損することもあるのか調査してみました。早割に加入したほうがいいのかご参考ください。
小さなお葬式の早割とは?
小さなお葬式の早割は、ざっくり説明すると「無料で加入できて葬儀費用が割引される」というサービスです。
申し込み料・更新料が無料
よく「早割」と「互助会」を同じものと勘違いされる方もいらっしゃいますが、互助会とは異なります。互助会は、一定期間積み立て金を支払うことで、斎場や葬儀を安く利用できるサービスです。
小さなお葬式の早割は、申し込み料・更新料は一切かからない無料の割引サービスです。
互助会=毎月積み立て金が必要(一定期間)
小さなお葬式の早割=申し込み・更新料無料(永年無料)
互助会のほうが割引額は大きいものの、互助会の葬儀社は葬儀費用が高いことが多く、互助会の解約には数万円かかってしまいます。
三親等まで適用できる
早割は互助会と同様に、申し込んだ本人と三親等までの方の葬儀に利用できます。

参照:https://www.osohshiki.jp/plan/reduce/
申し込み1件に付き、1人まで利用できます。複数人の葬儀に適用させたい場合は人数分の加入が必要です。
両親のために申し込む方がほとんど
早割には「両親のため」に加入する方が70%近くを占めています。その理由は「母が高齢だから」「父が病気で」というもの。
いわゆる両親の生前準備の一環として加入される方が多いようです。お住みの場所は関係ないので、遠方に住んでいるご家族にも使えます。
割引額は最大で71,000円
早割で適用される割引額は最大71,000円です。
しかし葬儀形式(家族葬や一般葬など)によって割引される額が異なるため注意が必要。詳しい割引額は【早割の割引額】で紹介します。
早割はお得?それとも損?
早割にはあまり短所が見つかりませんが、誰が加入してもお得なのか、それとも損する場合もあるのか調査しました。
早割の割引額
早割は、申し込みされてから30日後、1年後、2年後の三段階で割引額が大きくなります。「小さな一般葬」の場合は60日後に最大割引額となります。
通常価格 | 30日後 | 1年後 | 2年後 | 最大割引額 | ||
小さな火葬式 | 葬儀のみ | 185,900円 | 163,900円 | 158,400円 | 152,900円 | 33,000円 |
葬儀+寺院手配 | 245,900円 | 222,800円 | 215,100円 | 206,850円 | 39,050円 | |
小さな一日葬 | 葬儀のみ | 339,900円 | 317,900円 | 306,900円 | 290,400円 | 49,500円 |
葬儀+寺院手配 | 429,900円 | 405,700円 | 391,400円 | 371,050円 | 58,850円 | |
小さな家族葬 | 葬儀のみ | 449,900円 | 427,900円 | 411,400円 | 389,400円 | 60,500円 |
葬儀+寺院手配 | 629,900円 | 604,600円 | 582,600円 | 551,800円 | 78,100円 |
通常価格 | 30日後 | 60日後 | 最大割引額 | ||
小さな一般葬 | 葬儀のみ | 669,900円 | 631,400円 | 609,400円 | 60,500円 |
葬儀+寺院手配 | 849,900円 | 802,600円 | 771,800円 | 78,100円 |
※税込での金額です。(寺院手配は非課税)
この表のように、葬儀形式によって割引額が異なります。
申し込みして30日後から2万円近く割引されるので、非常にお得な割引サービスですね。
早割のメリット
- 更新の手間なし
- 有効期限なし
早割の更新に手続きは必要ありません。有効期限もないので、極端に言えば数十年後でも適用可能です。
早割のデメリット
- 「資料請求+アンケート回答での割引」と併用はできない
小さなお葬式では早割の他に、「資料請求+アンケート回答」で葬儀費用が1万円割引されるサービスもあります。
ですが、早割と資料請求+アンケート回答での割引は併用できない決まりです。
他サービス・割引との併用はできませんのでご了承ください。引用:小さなお葬式
早割の適用には30日必要なので、30日以内に葬儀予定の方は資料請求+アンケート回答での割引を利用しましょう。
早割の負担は「申し込む」という手間のみ
早割を申し込むことでの負担は「申し込む」ことです。当然ではありますが、申し込まないと早割に加入できません。
早割の申込方法も確認したい方は、次の項目をご参考ください↓
早割の申込方法はかんたん
小さなお葬式から資料請求すると同封されている「早割申込用紙」から早割に申し込みできます。

表面

裏面
早割申込用紙の「お申込み枚数」に加入したい数を書いてハガキを投函するだけで加入可能。
お一人様最大10枚まで申し込めるので、親族や親戚でご不安な方が複数人いらっしゃる場合は人数分加入できます。
早割の口コミ・評判
小さなお葬式の早割に対する口コミを厳選して紹介します。
早割があるのが良かったです。生前から申し込むのもかなり悩みましたが、結果は良かったです。本人は知らないことなので、残された家族はだいぶ助かると思います。
引用:葬儀の口コミ
対応がタイムリーで融通もきき、さらに総合的にコスパが高かった。深夜に亡くなったため、遺体の冷凍安置先に手間取った。致し方ない。早めに予約するほど割引があるので、できるだけ早期の予約を勧める。
引用:葬儀の口コミ
早期割引制度があるので、縁起でもないと思われる人がいると思うが、早めに予約しておいた方が良い。
引用:葬儀の口コミ
余裕があれば、事前に見積もりを依頼しておくと割引料金になります。
引用:葬儀の口コミ
価格についても、料理を追加で注文しましたが、追加をお願いしたもの以外、葬儀に関して追加費用もかかりませんでした。早割に入り、親族や友達にも広めています。
引用:みん評
父は弟が、叔父は私が面倒をみていますが、高齢なので母の経験を活かして早くから準備をしたいと思い、「早割」に申し込むことにしました。無料で申し込めますし、総額がよりリーズナブルになるので安心です。
引用:小さなお葬式
早割以外の口コミはこちらの記事でも紹介しています。
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まとめ
結論:小さなお葬式の早割に損なし
早割は完全無料の割引サービスなので、負担は「申し込む手間のみ」です。
最終的に小さなお葬式に依頼しなくても損することはなく、小さなお葬式を利用する場合は数万円も割引されます。
逆に、小さなお葬式に依頼するにも関わらず早割に申し込みしてない場合は数万円も損するので、忘れずに申し込みしておきましょう。
\資料請求は1~2分と簡単/