PR 介護

徘徊防止に効果的な鍵10選|玄関や窓におすすめの取り付け方法と費用も解説

高齢の家族が認知症を患い、知らぬ間に外へ出て行ってしまう――そんな不安を抱える方は少なくありません。徘徊による事故や行方不明のリスクは深刻であり、早めの対策が求められます。本記事では、徘徊防止に効果的な鍵の種類や設置方法、さらに介護保険の活用方法まで、具体的かつ実践的な情報をお届けします。大切なご家族の安全と、介護する側の安心を守るためのヒントを探してみませんか?

徘徊防止用の鍵が必要な理由とは?

高齢者の徘徊は、家族にとって大きな不安の種です。特に認知症を抱える方は、自宅にいながら外へ出て行ってしまい、交通事故や転倒、行方不明などの危険にさらされることがあります。そんな時に効果的なのが、徘徊防止用の鍵です。これは単なる防犯のための鍵ではなく、家族の命を守るための備えとして機能します。外出を未然に防ぐことで、重大な事故やトラブルを回避し、介護する側の精神的負担も大きく軽減されます。

「ちょっと目を離したすきに出て行ってしまった」という声は、実際の介護現場でもよく耳にします。人感センサーやGPSのような見守りアイテムもありますが、それだけでは十分に防ぎきれない場面もあるのです。だからこそ、物理的に外出を防ぐための鍵の導入は非常に有効です。特に夜間など、家族が目を離しやすい時間帯にも効果を発揮します。

徘徊はなぜ起こるのか?認知症との関係

徘徊は、認知症の代表的な症状のひとつです。本人には「どこかへ行きたい」「家に帰りたい」といった目的がある場合もありますが、その場所が実際には存在しなかったり、過去の記憶と混同していたりすることが多いのです。認知機能の低下により、今いる場所や時間が分からなくなる「見当識障害」が背景にあります。

さらに、認知症の進行に伴い不安や混乱が増すことで、「出かけたい」という衝動が抑えきれなくなることもあります。その結果、夜間や早朝などに無意識のうちに外出してしまう徘徊行動へとつながります。こうした背景を理解することは、家族が感情的にならず、適切な対処を行う上でも重要です。

鍵で徘徊を防ぐという考え方のメリットと注意点

鍵を使って徘徊を防ぐ方法は、手軽で即効性があります。玄関や窓に特殊な鍵や補助錠を取り付けるだけで、外出を物理的に防ぐことができ、家族の安心感が大きく向上します。また、鍵の種類によっては施錠の状態を家族に通知する機能や、解錠に時間がかかるよう設計されたものもあり、高い安全性と実用性を兼ね備えています

しかし、注意すべき点もあります。鍵によって本人の行動を制限することは、場合によっては「閉じ込め」や「虐待」と見なされる可能性もあるため、慎重な判断と家族間での十分な話し合いが必要です。また、いざという時に素早く解錠できる設計になっているか、防災時に不便が生じないかといった点も考慮しましょう。

徘徊防止に効果的な鍵の種類

徘徊を防ぐ鍵にはさまざまな種類があり、それぞれに特徴と目的があります。重要なのは、本人の行動パターンや住環境に合わせて適切なタイプを選ぶことです。玄関や窓など、徘徊の出口となりやすい場所に応じて鍵を選べば、安全性と使いやすさのバランスを保ちながら、徘徊を未然に防ぐことができます。ここでは、特に効果が高いとされる三つの鍵のタイプをご紹介します。

補助錠タイプ:外出を物理的に防止

補助錠タイプの鍵は、既存のドアロックに加えて取り付けることで、外部への出入りを二重に制限する仕組みです。取り付けが比較的簡単で、玄関ドアや引き戸に対応した商品も豊富にあります。外側からは通常の鍵で開けられますが、内側からの開錠には特別な操作が必要になるものもあり、認知症の方が無意識に開けてしまうリスクを減らせます。

また、スライド式やつまみを押し込みながら操作するタイプなど、認知機能の低下した方には扱いづらい仕組みが多く、安全性を高める工夫がされています。ただし、緊急時にすぐに解除できる構造かどうかは事前に確認しておくべきです。

サムターンカバー:内側からの解錠を防止

サムターンカバーは、ドアの内側にある回転式のつまみ(サムターン)を覆い、中から鍵を開ける行為そのものを防ぐグッズです。透明なカバー型や、ロック機構付きのものまでさまざまなタイプがあり、既存のドアにも後付けしやすいのが魅力です。

このタイプは、外出を試みる前に内側からの開錠操作を物理的に遮断することで、徘徊行動を未然に止められる可能性があります。操作には一定の力や手順が必要なため、無意識のうちに開けてしまうリスクが非常に低く、夜間の徘徊にも有効です。

アラーム付きロック:音で徘徊を検知

アラーム付きロックは、ドアや窓が開けられた瞬間に大きな音で周囲に知らせる仕組みを持った鍵です。開錠を完全に防ぐわけではありませんが、「出て行こうとした」行動をいち早く家族に知らせることで、迅速な対応が可能になります。

特に、在宅中の徘徊対策として有効で、日中や夜間に家族が別の部屋にいる場合でも異変に気付きやすくなります。また、小型で電池式のものが多いため、設置や取り外しも簡単で、賃貸住宅にも導入しやすいというメリットがあります。

鍵を取り付ける場所と選び方のポイント

徘徊防止鍵の効果を最大限に引き出すためには、どこに鍵を設置するかが非常に重要です。鍵そのものの性能が高くても、設置場所が適切でなければ意味がありません。特に、徘徊時に最初に通過する出口や、外部とつながるポイントに注意を払いましょう。さらに、家族全員がストレスなく使える鍵であることも、継続的な見守りを実現するためのカギとなります。

ここでは、設置場所ごとの特徴と、それに合わせた鍵の選び方について詳しく見ていきます。

玄関・勝手口に適した鍵の特徴

徘徊行動の多くは、玄関や勝手口から始まります。そのため、これらの出入り口は最も優先的に対策を講じるべき場所です。ここで使用する鍵は、外出を確実に防ぐために、内側からの操作が難しいタイプが適しています。補助錠やサムターンカバーの導入が一般的ですが、ドアの素材や形状によっては取り付けに制限がある場合もあるため、購入前に確認が必要です。

また、家族が頻繁に出入りする場所でもあるため、緊急時にはスムーズに解錠できることも大切です。最近では、時間帯によって自動施錠するスマートロックや、通知機能のある鍵も登場しており、安全性と利便性を兼ね備えた製品を選ぶとよいでしょう。

窓・ベランダに必要な対策

玄関以外にも、徘徊経路として見落としがちな場所が窓やベランダです。特にマンションや戸建ての1階にお住まいの場合、窓から出て行ってしまうケースも多く報告されています。そのため、窓にも内側からロックできる補助錠や開閉アラームを取り付けると安心です。

ベランダの場合は、転落などの二次的な事故も想定されるため、鍵だけでなく柵やセンサーなどの複合的な対策が有効です。窓の開閉自体を制限するタイプの器具もあり、気づかれずに外へ出るリスクを大きく下げられます。

使いやすさ・家族とのコミュニケーションを重視

鍵選びでは、安全性と同時に使いやすさも重要な要素です。高齢者や小さなお子さまも含めた家族全員が使う場所である以上、操作が複雑すぎる鍵は不便になりかねません。日常的に使いやすい鍵であること、そして万が一の際には誰でも簡単に解除できることが求められます。

また、徘徊を防ぐ目的で鍵を導入する際は、本人に対して丁寧な説明と理解を得ることも大切です。信頼関係を損なわないよう、「安全のために必要なんだよ」という気持ちを伝えることで、拒否感を和らげることができます。単なる対策としてではなく、家族みんなの安心を支える存在として鍵を活用しましょう。

徘徊防止におすすめの鍵10選

徘徊防止用の鍵を選ぶとき、「どれが本当に使いやすくて安心なのか」と迷う方は多いでしょう。そこで、ここでは価格・設置のしやすさ・安全性のバランスを考慮し、実際に高評価を得ている製品を厳選してご紹介します。初めて導入を検討する方にも選びやすいように、特徴や向いているシチュエーションもあわせて解説します。

鍵の種類は多岐にわたりますが、特に人気があるのは「簡単に後付けできる補助錠」や「音で知らせるアラーム付きロック」「中からの操作を妨げるサムターンカバー」などです。どの製品も徘徊リスクを軽減する工夫が施されており、家庭の状況や対象者の状態に応じて選ぶことが大切です。


デジタルロック スーパースリム30


朝日工業 デジタルロックスーパースリム SS-30 ブロンズ

「デジタルロック スーパースリム30」は、引戸とドアの両方に対応したボタン式の玄関錠で、鍵を使わず暗証番号で開錠できるスマートな防犯アイテムです。配線不要で簡単に取り付け可能、さらにサムターン着脱式でピッキングやサムターン回しによる侵入も防ぎます。

ピッキング対策も万全な安心設計

サムターン部分が着脱式になっており、内側からの不正解錠(サムターン回し)をしっかり防止。さらに、バール破壊にも強い鎌式デッドボルトを採用し、防犯性の高さが際立ちます。これにより高齢者の徘徊防止だけでなく、防犯対策としても非常に効果的です。

設置が簡単なスリム設計

本体の幅はわずか30mm。スリムな形状で、引戸やドアの種類を問わず取り付け可能。扉厚25〜55mmに対応し、工事不要で設置できるのも嬉しいポイントです。簡単操作とスマートな見た目を両立した設計です。

鍵いらずでスムーズ開錠

ボタンを押すだけでスムーズに開錠でき、暗証番号は自由に設定可能。キーの持ち歩きが不要になるため、高齢のご家族にも使いやすい設計です。暗証番号の変更も簡単に行え、状況に応じた柔軟な運用が可能です。

こんな人におすすめ

  • 鍵の管理に不安がある高齢者のご家庭
  • 徘徊対策と同時に防犯も強化したい方
  • 工事不要で簡単に設置できる鍵を探している方

徘徊防止や防犯対策をしたいけれど、「難しい操作や工事は避けたい」という方にぴったりの製品です。安全性と利便性のバランスを備えたこの鍵で、ご家庭の安心を一歩先へ。


ND2S


MIWA,美和ロック U9ND2S 1型 勝手口ドア等狭框ドア専用面 鍵(カギ) 交換 取替

「ND2S」は、美和ロックが提供する勝手口や狭い框扉に対応した面付補助錠です。幅わずか31mmのスリムな本体で、設置が難しい場所にも取り付け可能。脱着式のサムターンによってサムターン回しを防止し、安全性と使いやすさを両立させた鍵です。

狭い扉にも対応する省スペース設計

ND2Sは幅31mmというコンパクト設計により、従来の鍵が設置できなかった狭框扉や勝手口にも対応。美観を損なわず、しっかりとした固定方法で取り外しも困難。ガラスを割っても内部の固定ネジには手が届かない構造で、高い防犯性を誇ります。

サムターン着脱式で防犯性向上

この製品の最大の特長は、サムターンが簡単に着脱できる点です。外出時や就寝時にはサムターンを外しておけば、内側からの開錠が不可能になり、徘徊対策としても非常に有効。白いボタンを押しながら引き抜くだけで取り外せるので、操作も簡単です。

同一キー対応で使いやすい

U9シリンダーを採用しているため、他のU9シリーズ製品と同一キーで運用可能。家全体の鍵管理を一元化でき、介護を行うご家族の負担も軽減されます。さらに、鍵のないND2S-3型も用意されており、用途に合わせた選択が可能です。

こんな人におすすめ

  • 勝手口の徘徊防止をしたいご家庭
  • 省スペースな鍵を探している方
  • 内側からの不正解錠を確実に防ぎたい方

場所を選ばず取り付けられ、サムターン回し防止にも効果的なND2Sは、徘徊防止と防犯対策を両立したい方に最適な選択肢です。家族の安心を守る第一歩として、ぜひご検討ください。


セーフティサムターン(dormakaba製)


KABA Safety Thumbturn カバ・セーフティサムターン 交換 取替え■(カバ・セーフティサムターン)用キー2本付き■

dormakabaが提供する「セーフティサムターン」は、外側からの不正解錠=サムターン回しを徹底的に防ぐための高機能パーツです。ディンプルキーシリンダーと連動し、在宅・外出モードを切り替えることで、サムターンを空転状態に設定可能。高精度な構造とユーザビリティを兼ね備えた製品です。

2つのモードで徘徊・防犯の両面に対応

在宅モードでは通常通り施錠・解錠が可能ですが、外出モードに設定するとサムターンが空転し、内側からも開錠ができなくなります。この仕組みにより、外部から工具で操作されても開けられず、徘徊や侵入リスクを大幅に軽減できます。

安心の専用キー&互換性

操作には専用のセーフティキーを使用。MIWAやGOALの主流タイプに適合しており、扉の破壊や工具の差し込みによる侵入に強い構造です。また、キーの抜き差しでモードの変更が可能なため、日常的にも使いやすく、状況に応じた柔軟な対応が可能です。

視認性・操作性にも配慮

サムターンの状態がインジケーターで一目で分かる設計や、発光素材による暗所での視認性向上も魅力の一つ。リバーシブルキーやすり鉢状のガイドも採用され、細部までユーザーへの配慮が行き届いています。

こんな人におすすめ

  • 不正解錠対策を本格的に行いたい方
  • 認知症による徘徊をしっかり防ぎたいご家庭
  • セキュリティと使いやすさの両立を重視する方

セーフティサムターンは、機能・設計・安全性の全てにおいて高水準の製品。徘徊防止と防犯を兼ね備えた、安心の鍵システムとしてご家庭の安全に貢献します。


安心錠


KAKEN(家研)安心錠(ベルウェーブキーシリンダー) 後付けの補助錠フルセットサムターンは、徘徊防止対応■ドア厚み26~80mm■キー4本付き、室内側専用キー2本(キャップ内臓のキー)■シルバー色【送料無料】

「安心錠」は、家研(KAKEN)製のベルウェーブキーシリンダーを採用した徘徊防止対応の後付け補助錠です。室内側からの操作に専用キーが必要な構造で、本人が無意識に鍵を開けてしまうのを防ぐ設計。認知症の方がいる家庭に特化した安心の製品です。

室内側専用キーで徘徊を防止

この鍵の最大の特徴は、室内側サムターンの操作にも専用キーが必要なこと。つまり、外出しようとする本人が鍵を回そうとしても、キャップ内蔵の専用キーがなければ解錠できません。この機能により、徘徊による外出を物理的に防止できます。

幅広いドアに対応する取り付けやすさ

後付け型でありながら、ドア厚み26~80mmに対応する柔軟な設計。ほとんどの家庭の玄関に取り付けが可能で、徘徊対策をすぐに始めたい方にも最適です。さらにベルウェーブキーによる高いピッキング耐性も備えており、防犯性も申し分ありません。

安心の日本製・送料無料

鍵本体は信頼の日本製で、鍵は合計4本(うち室内用2本)が付属。高機能ながら2万円台前半という価格帯で、高コストパフォーマンスを実現しています。徘徊防止と防犯対策を同時に叶えたい方にとって、まさに“安心”の名にふさわしい商品です。

こんな人におすすめ

  • 徘徊対策に鍵の操作を制限したい方
  • 取り付けが簡単な補助錠を探している方
  • 防犯性と介護の安心を両立させたい方

鍵の専門メーカーが手がける「安心錠」は、ご家族の安全と安心を第一に考える方に最適な選択肢。早めの導入で、後悔のない見守りを始めましょう。


キーレックス500


長沢製作所 NAGASAWA キーレックス500 面付本締錠 ロックターンタイプ メタリックシルバー 22204

「キーレックス500」は、電池や配線を一切使わない完全機械式のボタン錠です。暗証番号を押すことで施錠・解錠できる仕組みのため、鍵の管理が不要。記憶番号は4,096通りの組み合わせがあり、防犯性が高く、徘徊対策としても有効な製品です。

電源不要でいつでも確実に作動

電気を使わず動作するため、停電時や災害時でも鍵の機能が失われないという安心感があります。操作もボタンを押すだけで簡単。高齢者にも使いやすく、徘徊を防ぎながら家族の出入りにも支障をきたしません。

こじ開け防止機能付きの安心設計

本体には不正開錠防止の空転機構や、読み取り防止機能も搭載されており、徘徊だけでなく防犯目的でも非常に高い評価を受けています。ドアをこじ開けようとするとロック機構が空転する仕組みで、不正操作を無効化します。

多彩なバリエーションと交換のしやすさ

片面ボタン・両面ボタン・鍵付きなど豊富なバリエーションを展開。旧型のキーレックス047からの交換も追加加工不要で対応できるモデルも用意されています。設計価格は24,200円(税込)~と、機能に対して価格も非常に良心的です。

こんな人におすすめ

  • 鍵の持ち歩きや管理が難しい高齢者がいるご家庭
  • 電気を使わない徘徊防止システムを探している方
  • 防犯性も重視した徘徊対策を考えている方

キーレックス500は、簡単・安心・安全を兼ね備えたメカニカルロックの定番。家族全員が安心できる住まいづくりに、確かな選択です。


ZEUS 13D


ZEUS 13D

「ZEUS 13D」は、EPICが提供する多機能スマートロックで、暗証番号・ICカード・Bluetoothに対応した高性能な電気錠です。暗証番号の組み合わせは最大12桁、ICカードは最大200枚まで登録可能と、家庭だけでなく小規模施設にも対応できる信頼性の高い製品です。

暗証番号・ICカード・Bluetooth対応のマルチ開錠

ZEUS 13Dは、暗証番号・ICカード・Bluetooth接続によるスマホ操作の3つの方法で解錠可能。交通系IC(Suica・PASMO)にも対応しており、普段使っているカードでそのまま解錠できます。複数の認証方法でセキュリティの柔軟性を確保できます。

徘徊防止に有効な自動施錠と室内操作制限

オートロック機能はもちろん、室内側からの操作を一時的に制限する「おやすみモード」を搭載。徘徊対策として、本人の無意識な操作による外出を防止できます。さらに、ICカードや暗証番号の抹消も簡単に行え、運用管理がしやすいのも魅力です。

シンプルデザインで設置場所を選ばない

薄型・コンパクトな本体は厚さわずか21.5mm(室外機)。開き戸対応で30〜65mmのドア厚に取り付け可能。設置も比較的簡単で、賃貸住宅などにも導入しやすいスマートロックです。非常時の電源供給にも対応しており、電池切れ時のリスクも低減されています。

こんな人におすすめ

  • 交通系ICやスマホで鍵を管理したい方
  • 徘徊防止と同時に便利な操作性を求める方
  • 後付け可能な多機能スマートロックを探している方

ZEUS 13Dは、徘徊防止・防犯対策・利便性を高いレベルで融合したスマートロック。大切な家族を守るための、最先端の見守りツールとして活躍します。


ひとりで出掛けないで


ガードロック ひとりで出掛けないで(外開き一枚扉用) ブラック

「ひとりで出掛けないで」は、認知症による徘徊行動を物理的に防ぐために開発されたドア内側用の暗証番号式ロックです。家族が目を離している間の外出を防止することで、事故のリスクを下げ、介護する側の負担も軽減します。

工具不要で簡単取付。玄関ドアの内側に設置

設置は非常に簡単で、ドアを傷つけず、工具も不要。内側から金具を固定するだけで取り付けが完了します。賃貸住宅や工具の扱いに不安がある方にも導入しやすい構造です。

暗証番号とキーの2重解錠で安心

開錠には4桁の暗証番号が必要で、設定は自由。万が一番号を忘れてしまっても、付属の専用キーで開錠可能です。番号検索機能も付いており、万全のサポート体制が整っています。

徘徊対策以外にも活用可能

「ひとりで出掛けないで」は徘徊対策に加え、小さなお子さまの飛び出し防止や在宅時の防犯対策にも利用できます。コンパクトなサイズと落ち着いたカラー(シルバー・ブラック)で、玄関の見た目を損ないません。

こんな人におすすめ

  • 認知症の家族が夜間に外出してしまうのを防ぎたい方
  • 工具を使わずに設置できる鍵を探している方
  • お子さまの飛び出しや防犯対策にも使いたい方

「ひとりで出掛けないで」は、介護の現場から生まれたシンプルで確実な徘徊防止アイテム。今すぐ始められる対策として、多くの家庭に安心を届けています。


ウインドロックZERO


ノムラテック ウインドロックZERO 1個入 ブロンズ N-1150

「ウインドロックZERO」は、窓のサッシに設置することで開閉を制限できる簡単・強力な窓用補助錠です。つまんで回すだけの手軽な操作ながら、2段階のロック構造により高い防犯性と安全性を誇ります。認知症による徘徊対策にも効果的です。

工具不要!誰でも簡単に設置できる

本体をサッシに置き、つまみを回すだけでロック完了。ネジ止め不要で、賃貸住宅や高齢者世帯でも手軽に導入できます。窓の開閉を制限したい場所にすぐ使えるのが最大の魅力です。

二重ロック構造で外部からの侵入を防止

ロック後に鍵を回して抜くことでダブルロック状態となり、外側からは一切開けられなくなります。この構造が徘徊対策だけでなく、防犯グッズとしても高く評価されているポイントです。

ブロンズとシルバーの2色展開

窓の色やインテリアに合わせて選べるカラーバリエーション。サイズは37×63×37mmとコンパクトながら、金属製の頑丈なボディで耐久性にも優れています。設置後も邪魔にならず、美観を損ねません。

こんな人におすすめ

  • 窓からの徘徊を防止したい方
  • 工具不要で簡単に設置できる鍵を探している方
  • 防犯性と操作性を両立した窓用補助錠が必要な方

ウインドロックZEROは、1つ取り付けるだけで日々の安心感が大きく変わる優れた補助錠です。「窓からの徘徊」が心配な方には、ぜひ一度試してほしい製品です。


インサイドロック


日本ロックサービス(Nihon Lock Service) DS-IN-2U インサイドロック ブロンズ

「インサイドロック」は、日本ロックサービスのDEFENSEシリーズに属する室内側からの補助錠で、認知症による徘徊や不正解錠への対策に最適です。ガラス付きのドアや勝手口など、外部からの侵入や本人の無意識な外出をしっかり防ぎます。

アンプッシュ機能で徘徊といたずらを防止

本製品にはアンプッシュ装置が搭載されており、鍵で特定の操作を行うことで、内部からの施錠操作そのものを無効化できます。これにより、認知症の方が誤って鍵を開けてしまう行動や、いたずらでの開閉をしっかり防止します。

スリム設計であらゆる場所に対応

本体はコンパクトで、狭いスペースにも取り付け可能。3種類の受け金具が付属し、引き違い戸や家具の扉など、さまざまな場所に柔軟に対応できます。アルミや木製ドアへの取り付けも簡単で、施工に慣れていない方でも扱いやすい設計です。

頑丈な素材で長く使える安心感

ロック本体は亜鉛ダイキャストと真鍮製で高い耐久性を備えており、長期の使用でも劣化しにくい仕様。鍵付きでセキュリティも高く、徘徊対策に加え、防犯目的でも心強い存在です。

こんな人におすすめ

  • 認知症の家族が勝手に外出してしまうのを防ぎたい方
  • ドアのガラス破りなどの防犯対策を強化したい方
  • 狭い場所にも取り付け可能な補助錠を探している方

インサイドロックは、徘徊や不正開錠を確実に防ぎたいご家庭にとって、心強い味方となる製品です。安全な暮らしを守るための第一歩として、ぜひご検討ください。


はいれーぬ


日本ロックサービス はいれーぬ サッシ用窓防犯錠 はいれーぬ鍵なし DS-H-25

「はいれーぬ」は、窓からの徘徊や侵入を防ぐ鍵付きの窓用補助錠です。強力両面テープで簡単に取り付けられ、ドライバーやネジを使わずに安全対策が可能。ロック状態で少しだけ窓を開けて通気できる「チョイ開けモード」も搭載しています。

工具不要!両面テープで簡単設置

取り付けは強力両面テープを使って窓枠に圧着するだけ。窓枠に傷をつけず、賃貸住宅でも安心して使える仕様です。貼り直しは粘着力の低下につながるため、取り付け前の位置確認がポイントになります。

鍵付きだから徘徊防止にも安心

ロック部は専用の鍵でのみ解錠可能な設計となっており、認知症の方が無意識に開けようとしても解除されにくく、徘徊防止対策として高い効果を発揮します。鍵は真鍮製で丈夫かつ扱いやすく、1本が付属しています。

チョイ開けロックで通気も確保

レールの長さが約10cmあり、完全ロックのほかに少しだけ窓を開けた状態で固定できる機能も搭載。風通しを確保しつつ、防犯・徘徊防止の両立が可能です。

こんな人におすすめ

  • 窓からの徘徊を防ぎたい認知症ご家庭
  • ネジや穴あけなしで対策したい方
  • 換気と安全を両立したい方

はいれーぬは、「貼るだけ」「鍵付き」「チョイ開け対応」の3拍子がそろった窓の安心ロック。お年寄りやお子様の安全を守るための備えとして、多くの家庭に選ばれています。

介護保険で鍵の取り付け費用は補助される?

徘徊防止のために鍵を取り付けたいと考えても、「費用が高くて負担が大きい」と感じる方も少なくありません。そんなときに検討すべきなのが介護保険の住宅改修費の補助制度です。これは、要支援・要介護認定を受けている高齢者が、生活環境を安全に整えるために利用できる支援制度で、条件を満たせば鍵の取り付けにも活用できます。

特に、玄関や勝手口に補助錠を取り付ける場合や、サムターンカバーを設置するなどの工事を伴う場合は、対象となる可能性が高いです。徘徊による事故リスクを低減する目的であることを明確にすれば、補助を受けられるケースも多いため、まずはケアマネジャーや地域包括支援センターに相談してみましょう。

対象条件と申請方法

介護保険による住宅改修費の補助を受けるには、いくつかの条件があります。まず対象となるのは、要介護または要支援の認定を受けている高齢者であることが前提です。さらに、工事の内容が「安全性の確保」や「生活機能の維持向上」に該当する必要があります。

申請手続きは、基本的に事前申請が必要です。工事を始める前に、必要書類(見積書、工事図面、理由書など)を揃えて自治体に提出し、認可が下りてから工事を行う流れになります。工事後には、領収書や完成写真を添えて再度報告を行う必要があります。補助金の上限は20万円まで(自己負担1割~3割)とされており、鍵の取り付け工事程度であれば十分にカバーされる範囲です。

実際に利用できる自治体の例

この補助制度は全国的に展開されていますが、自治体によっては独自の上乗せ制度や特例措置を設けている場合もあります。たとえば東京都練馬区では、徘徊防止を目的とした補助錠やセンサー設置に対して、介護保険とは別に支援を行っています。また、大阪市では住宅改修と見なされない簡易な鍵でも、一定の条件を満たせば費用の一部が助成されるケースがあります。

制度の詳細は各自治体の福祉課・介護保険課のホームページで確認できるほか、地域包括支援センターや担当ケアマネジャーへの相談が最も確実です。自宅の状況やご家族の介護レベルに合わせた提案も受けられるため、補助金制度の活用は積極的に検討してみましょう。

まとめ

徘徊を防ぐ鍵は、ただの防犯グッズではなく、家族の安心を支える心強い味方です。種類や設置場所を適切に選ぶことで、その効果は何倍にも高まります。また、介護保険の制度を賢く活用すれば、費用面の負担も軽減できます。法的リスクに配慮しながら、家族全員で協力して対策を講じることが、穏やかな介護生活への第一歩です。今できる備えを、今こそ始めてみましょう。

  • この記事を書いた人

浅田 尚行

「終活を身近に」を目標に掲げ、ライフエンディングに関するあらゆる疑問や不安を解消し、メリットやデメリットを分かりやすくお伝えすることで、新たな一歩を後押ししています。誰もが安心して未来を考えられるよう、わかりやすさと心に寄り添う情報提供を大切にしています。【資格:終活ガイド資格1級、3級ファイナンシャル・プランニング技能士】

-介護