このページでは、葬儀に至るまでの流れ、通夜から葬儀、火葬までの段取りを解説します。
大まかな流れを把握しておくことで心に余裕を持って段取りを進めていけます。大切な人を心安らかに偲ぶためにも全体の流れは確認しておきましょう。
2019年の厚生労働省 人口動態調査(e-Stat)によると、71.3%の方が病院で亡くなられています。
医師からご危篤を告げられたら、家族や親族、親しい友人に連絡を入れ、最期の時を看取ってもらいましょう。
辛いタイミングではありますが、医師から発行される「死亡診断書」でお名前などの誤字がないか確認しましょう。
あらかじめ葬儀社が決まっている場合には、連絡を入れることで「やるべきこと」の指示を仰いでくれます。
葬儀社が決まっていない場合は病院から葬儀社を紹介してもらえますが、病院紹介の葬儀社の中には高額な費用のかかる葬儀社もいるので注意が必要です。
病院紹介の葬儀社に遺体の搬送をお願いした後でも葬儀社の変更はできます。
病院・施設から、ご自宅や安置施設まで搬送する必要があります。葬儀社が決まっている場合には寝台車の手配をしてもらいましょう。
葬儀社が決まっていない場合でも、病院紹介の葬儀社に搬送だけ依頼可能です。
>>マンションは遺体安置できない?隣人や住民に報告(連絡)は必要?
喪主決め、予算や希望、葬儀規模、斎場など決める打ち合わせをご親族と葬儀社でします。生前に希望を聞いておくと、決め事は円滑に進みます。
見積もりに納得できない場合、葬儀社の立ち振舞が心配な場合など、その葬儀社に任せたくない場合はこの時点で変更可能です。
>>葬儀場の選び方
メイクや死装束や愛用していた服に着替えをします。
棺に納められるものは火葬の際に燃やせるものにしましょう。
葬儀社から段取りの案内を受けて進行します。
通夜後は弔問客に酒食をふるまう「通夜ぶるまい」でおもてなします。
新型コロナウイルス感染症対策が広がる今、通夜ぶるまいは控えたり、持ち帰られる通夜ぶるまいが行われています。
告別式は、お通夜の翌日の午前中に行う故人とのお別れの儀式になります。細かく段取りが決められているので、葬儀社と連携し進めていきましょう。
棺にお花を供えて火葬場へ向かいます。火葬場の併設されている斎場であれば移動が必要ないので、移動の負担がなく移動費もかかりません。
火葬が終わるまでは控室で待機します。火葬時間が長くなる場合は、火葬場の控室や斎場に戻って食事を取ります。
火葬後はご親族や近親者で骨上げ(収骨)をします。
本来は故人が亡くなられた日から数えて7日後に行う初七日法要ですが、葬儀の当日に繰上げ初七日を行うことが増えています。
参列者や僧侶に対して精進落としをふるまいます。
命日から49日目に行う法要が四十九日です。
それまでの間、参列できなかった方が忌中(四十九日まで)にお参りいただけるよう、自宅に後飾り祭壇を設置します。
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