
エンディングノートに興味はありつつも「何から書いていいのかわからない」「どんな風に仕上げればいいのか」とお悩みの方はいらっしゃるかと思います。エンディングノートを書いたことがない方は、何から書けばいいのかわかりませんよね。
そこで今回は、
エンディングノートの書き方を項目別に解説。書き方のポイントを紹介しています。参考にしていただき、エンディングノートを作成していただけたら幸いです。
この記事の結論
- 書く項目8つ:自分・身の回り・人間関係・資産・介護医療・遺言相続・葬儀お墓・その他
- 書き方①:書ける項目から始める・完成させなくてもOK
- 書き方②:家族と相談・誰が見てもわかる記述に
- 注意:ノートは何冊も作らず1冊に集約する
エンディングノートとは?
ポイント
エンディングノート = 自分自身や今後について考えて記録を残しておくノート
エンディングノートとは、自分自身について考えたり介護や葬儀・相続等どうしたいのか今後のことについて考え、記録を残しておくノートです。
書き方に決まりはなく、自分が書きたいことを書けて何度も書き直しできるのが特徴です。
エンディングノートについて詳しく知りたい方はこちらを参考にしてみてください。
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【書き方例あり】エンディングノートで書いておきたい項目

エンディングノートで書いておきたい項目を紹介します。
項目はあくまでも一例です。エンディングノートの書き方には決まりはないので、書き方の例を参考に書いてみてください。
項目1:自分自身のこと
自分自身に関する個人情報
エンディングノートを書き始める際に一番スラスラ書ける項目である自分自身について。
「自分のことを書く必要ある?」と思うかも知れませんが、いつか当たり前のことですら忘れてしまう時が来るかもしれません。
ご家族が基本的な情報がわからない場合もあるので、細かく書いておきましょう。
ポイント
趣味や特技など自分自身について深く掘り下げていくと新しい発見があるかもしれません。
また、介護の際に参考にする場合もあるので、できるだけ書いてみましょう。
項目2:身の回りのこと
契約しているサービスなど
携帯電話や公共料金などご自身で契約しているサービス・利用しているネットショップ等ありましたら、そのことについても明記しておきましょう。
もしものことがあった時に、引き継いだり解約する際に役立ちます。
忘れたときの覚え書きにもなりますので、IDやパスワードも併記しておくといいかもしれません。
注意
クレジットカードの番号やキャッシュカードの暗証番号は記入すると目についた人に勝手に引き出されたりする可能性があります。
どうしても書きたい場合は別の紙にまとめておき、あまりひと目のつかないところに保管しておきましょう。
ポイント
インターネットサービスを活用している方は、もしもの時があった時にアカウントを残すのか・退会(削除)してほしいのか書いておくといいでしょう。
項目3:人間関係
自分の周りの親族や家族、親しい友人や知人について書いておきましょう。
もしもの時があった時に、連絡してほしいのかしてほしくないのかを書いておくと家族は助かります。
親族・家族
親族に関する情報をまとめておきましょう。
ポイント
こちらの連絡表に加えて家系図も作成しておくと相続や葬儀の際に役立つのでおすすめです。
友人・知人
友人に関する情報をまとめておきましょう。
ポイント
もしもの時、友人の誰に連絡をしてほしいのか、連絡先や現住所が今も同じなのか確認しておきましょう。
項目4:資産と財産
資産や財産の事を記入しておくと家族が相続に関する手続きを行う際に役立ちます。後で家族が混乱しないように、なるべく正確に書いておきましょう。
借金がある方はあまり家族に知られたくないかもしれませんが、亡くなった後も借金があった場合、家族がそれを知らなくて苦労したという声も聞きますので、家族のためにも書いてあげましょう。
銀行口座
年金
【公的年金について】
【私的年金について】
保険
その他の資産
【不動産について】
【証券口座について】
【借り入れ・ローンについて】
【保証債務について(借金の保証人になっている場合)】
項目5:介護と医療
重病にかかった時や認知症で判断能力が低下した場合に、介護に関することや持病・常用している薬に関する項目が書いてあると役に立ちます。
延命措置や臓器提供に関することも書いてあると、家族も柔軟に判断しやすいです。
【介護について】
【医療について】
ポイント
介護に関することや延命措置に関することは、親族間で意見が食い違ったりすることのないように、よく話し合っておきましょう。
項目6:遺言と相続
遺言書がある場合は、どこに管理しているのか・どんな形式なのかを記載しておきましょう。
【遺言書について】
ポイント
遺言書に関することは、遺産の分配を決める際の重要な情報となります。しっかりと明記しましょう。
【相続について】
相続に関する項目を記載しても構いませんが、
エンディングノートには法的効力はありません。
エンディングノートへ記載するのは「家族が参考にするためのもの」と認識したうえで書き込みましょう。
相続に関して正確に分配したい場合は、必ず遺言書を作成しましょう。
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項目7:葬儀とお墓
お葬式の希望や菩提寺について書いてみましょう。また、遺影に使用してほしい写真や誰を呼ぶかなど、詳細まで書いておくとより良いです。
突然の不幸で、葬儀社に言われるがまま葬儀を進めてしまい後悔される方が後を絶ちません。エンディングノートに葬儀に関する希望が書いてあると、家族もスムーズに段取りができると思います。
【葬儀について】
ポイント
葬儀の内容については、家族のみで行ってほしいという希望や、費用に関する事などを記入します。
【お墓について】
項目8:その他
その他の項目はすべての人が当てはまるわけではありませんので、必要な方のみ参考にしてください。
【ペット】
ペットを飼っている方は自分自身が亡くなった後、ペットをどうして欲しいのか記載しましょう。
家族が引き続き面倒を見る場合に、ペットの情報があると助かります。
【大切な方へ向けたメッセージ】
普段伝えられない事や感謝の気持ちをメッセージとして書いてみましょう。
ポイント
ここでは、ネガティブなメッセージは書かないということ。普段どおりの言葉掛けのように書いてみるといいでしょう。
エンディングノートの書き方のポイント
エンディングノートを書く時に押さえておきたいポイントを5つ紹介します。ポイントを押さえておけばスムーズに書き進められるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 書ける項目から始める
- 完成させなくても大丈夫
- わからなかったら家族と相談してみる
- 誰が見てもわかりやすいように
- エンディングノートは何冊も作らない
ポイント1:書ける項目から始める

エンディングノートをスムーズに書く一番のポイントは、
書ける項目から始めることです。
順番に埋めていこうとすると、聞いたり調べたりしないとわからないことやよく考えてみないと書けない項目もあり、進まなくなってしまいます。
まずは、「自分自身に関すること」など書きやすい項目から書いてみましょう。
わからない項目は空白のままで大丈夫です。仕上げなくてはいけない期限もありません。時間がある時に書いていきましょう。
ポイント2:完成させなくても大丈夫

エンディングノートは
一気に完成させなくても問題ありません。よく考えないと書けない項目はありますし、そもそも必要のない項目もあるでしょう。
そもそも、エンディングノートは時間をかけて作成していくものです。
月日が経つにつれて、周りの状況や自分自身の考えも変わります。特に若い方がエンディングノートを作成する場合は数年~数十年経過してから書けるようになる項目が出てくることも。
全ての項目が埋まっていなくても、いくつかの項目に書き込みがあるだけで家族は助かるでしょう。
ポイント3:わからなかったら家族と相談してみる

どんな情報が家族にとって役に立つのかわからない・何から書けばいいのかわからない方は、思い切って家族に相談してみるのもいいかと思います。
家族の意見を取り入れつつ作成することで、家族がどんな情報を必要としているのかわかるので、どんな項目に書き込めばいいのか把握できます。
ポイント4:誰が見てもわかりやすいように

わかりやすく書くことも意識しましょう。これは家族が見た時に「これ何のことについて書いてあるの?」という事を防ぐためです。
家族が疑問や混乱を招かないためにもわかりやすさを心がけて書きましょう。
ポイント5:エンディングノートは何冊も作らない

エンディングノートは1冊のみに絞りましょう。何冊もあると、家族が混乱する原因になります。自分自身も「何をどこまで書いたかな?」となってしまうことも。
自分が書きやすいと思った一冊を決めて書いてみましょう。
よくある質問(FAQ)
エンディングノートに法的効力はありますか?
法的効力はありません。財産分与などを確実に伝えたい場合は、別途遺言書の作成が必要です。
何歳から書き始めるべきですか?
決まりはありません。親の介護や自身のライフイベントなど、節目のタイミングで始める方が多いです。思い立った時が始め時です。
どこに保管すればいいですか?
家族が見つけやすい場所に保管し、存在と場所を伝えておきましょう。貸金庫は死後すぐに開けられないため不向きです。
書いた内容を後から変更できますか?
何度でも書き直せます。資産状況や家族構成の変化に合わせて、定期的に見直すのがおすすめです。
まとめ

初めに申し上げたように、エンディングノートに書き方の決まりはありません。形式や完璧に書くことに重点を置くのではなく、まずは自分が書きやすい項目・書いてみたい項目から始めてみましょう。
「早速エンディングノートを書いてみたい!」という方は、おすすめのエンディングノートから選んでみてはいかがでしょうか。
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