終活・エンディングノート

【自作】エンディングノートを手作りする方法は?手作りの手順や注意点を解説

エンディング ノート 手作り

自分の将来について考える終活の中でも、特に話題になっているエンディングノート。書店でもよく見かけるようになりました。

ですが「市販のエンディングノートを何冊か見てみたけどピンとくるものがなかった」「自分が必要な項目だけをノートにまとめておきたい」と感じた方も少なからずいらっしゃると思います。

そこで今回は、エンディングノートを手作りする方法を紹介。手順、注意点を解説します。エンディングノートの手作りに興味がある方はご参考になさってくださいね。

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エンディングノートとは?

エンディングノートとは

エンディングノートとは、自分自身について考えたり介護や葬儀・相続等どうしたいのか今後のことについて考え、記録を残しておくノートです。

書き方に決まりはなく、自分が書きたいことを書けて何度も書き直しできるのが特徴です。

エンディングノートについて詳しく知りたい方はこちらを参考にしてみてください。

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エンディングノートを手作りする魅力

手作りでエンディングノートを作成する魅力は2つあります。

魅力1:自分の好きなようにアレンジができる

アレンジ

市販のエンディングノートの中には、不必要な項目まで含まれている、または項目が不足しているものも少なくはないようです。

しかしエンディングノートを手作りする場合は、項目は自由に決められます。形式や書き方に縛りもありません。なので、自分の好きなようにアレンジできるのは魅力でしょう。

魅力2:オリジナルのエンディングノートが作成可能

市販のエンディングノートとは異なり、手作りであれば項目のみならず表紙や使用するノートまで自由に選べるので、世界に1冊のオリジナルエンディングノートが作成可能です。

手作りでエンディングノートを作成する場合は、以下の項目をアレンジできます。

  • ノートに書くのかorバインダーにまとめるのか
  • 表紙のアレンジ
  • 項目のアレンジ
  • 中身(内容)のデザイン

エンディングノートを1から自分で作れて愛着が湧くと思いますので、ぜひ世界に1冊のエンディングノートを作ってみてくださいね。

手作りでエンディングノートを作成する手順

手作りでエンディングノートを作成する手順を紹介します。

手順

  1. どんな形式で作るか決める
  2. 書く項目を決める
  3. 家族と相談しながら内容をまとめる(必要な方のみ)

1.どんな形式で作るか決める

バインダー

エンディングノートを作る前に、どんな形式で作成するか決めましょう。

形式と言うのは、「ノートで作成するのか」「紙に書いて書いた用紙をファイリングするか」「またはバインダーにまとめるか」などです。

あらかじめ書く項目が決まっている方はノートでも良いのですが、まだ何を書くか決めていない場合は、用紙の継ぎ足しが簡単なファイリング形式またはバインダー形式で作成するのがおすすめです。

2.書く項目を決める

項目

どんな形式で作成するか決めたら、エンディングノートに何を書くか項目を決めていきましょう。

エンディングノートによく記載されている内容は以下の項目です。

項目 内容
自分について 名前、住所、電話番号、生年月日、本籍地、血液型、勤務先など
財産について 預貯金、毎月引き落としされるもの、不動産や証券、借り入れ・ローン、保険、年金について
親族や知人の連絡先について 家族の連絡先、親族の連絡先、友人・知人の連絡先など
医療と介護について かかりつけの病院、服用している薬、持病について、告知・延命措置、介護について
葬儀とお墓について 葬儀に関する希望、誰を呼んでほしいか、墓の所在地、墓の希望、墓の管理先について
その他(必要な方のみ) ペットに関すること、遺言書・相続に関すること、家族に向けたメッセージなど

市販のエンディングノートにはこれらの項目があらかじめ記載されていますが、手作りで作成する場合は取捨選択ができます。自分や家族にとって必要な項目に絞って書いてみましょう。

エンディングノートに必要な項目を詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

エンディングノート 書き方
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3.家族と相談しながら内容をまとめる

相談

自分だけで項目を決めて書くのが不安な方は、家族と相談しながら内容をまとめる事もおすすめです。なぜなら、自分が必要だと思っている情報が必ずしも家族が必要としているとは限らないからです。

逆に家族が知っていて自分が知らない情報もあるかもしれません。これを機に情報を共有してエンディングノートを作成するのもいいかもしれませんね。

エンディングノートを手作りする際の注意点

手作りのエンディングノートは基本的にはカスタムして作れる自由度の高いノートです。ですが、忘れてはならない注意点が2つあります。

注意1:第三者が見てもわかりやすいノートを作る

わかりやすい

エンディングノートは家族も目を通して活用する時があるかもしれません。その時に見にくいノートだと、せっかく作っても本来の役割を果たさず、非常にもったいないことになってしまいます。

エンディングノートは形式もなく自由に作成できるものですが、手作りの場合は第三者が見てもわかりやすいノートを作ることを念頭に置きましょう。

そこで第三者が見てわかりやすいよう工夫してみましょう。

見やすく工夫

  • インデックスシールを貼る
  • 目次を作成
  • 見出しのページを作る

この中でも誰でも手軽にできる事はインデックスシールを貼ることです。インデックスシールは、どのページにどんな事が書いてあるのかシールで管理できるので、気になるページをすぐに開くことができる優れものです。

インデックスシール

インデックスシールの参考画像(参照:Amazon

注意2:保管場所を家族に伝える

手作りのエンディングノートのみならず市販のものでも共通して言えることですが、どこに保管しているのか保管場所を家族に伝えておきましょう

もしもの時に見つけてもらえなかったら、せっかくエンディングノートを作成したのにもったいないですよね。

手作りの場合は見た目でエンディングノートだと認識してもらえない可能性があります。どんなノートなのかも一緒に伝えておきましょう。

まとめ

エンディング ノート 手作り

手作りの手順

  1. どんな形式で作るか決める
  2. 書く項目を決める
  3. 家族と相談しながら内容をまとめる

手作りの注意点

  • 第三者が見てもわかりやすいノートを作る
  • 保管場所を家族に伝える

手作りのエンディングノートの欠点としては、時間や手間がかかってしまうことです。お金も手間もかけずにエンディングノートを作りたい方は無料のエンディングノートがおすすめです。

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  • この記事を書いた人

浅田 尚行

「終活を身近に」を目標に、ライフエンディングに関わる疑問やメリット・デメリットを分かりやすく伝える活動をしています。終活ガイド資格1級、3級ファイナンシャル・プランニング技能士

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