終活・エンディングノート

エンディングノートを無料配布している市町村・自治体一覧【終活ノート】

エンディングノート 市町村

市販のエンディングノートは結構見かけるようになりましたが、自治体でも配布されていることをご存知ですか?市町村のエンディングノートは市販のエンディングノートに比べて、要点をまとめたシンプルなものが多いです。

今回は、エンディングノートを配布している市町村やどこで貰えるのか・もらえる条件などを中心に紹介します。

エンディングノート(終活ノート)とは?

エンディングノートとは

エンディングノートとは、自分自身について考えたり介護や葬儀・相続等どうしたいのか今後のことについて考え、記録を残しておくノートです。

書き方に決まりはなく、自分が書きたいことを書けて何度も書き直しできるのが特徴です。

エンディングノートについて詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。

エンディングノートとは
エンディングノートとは?書く理由やメリット・デメリットを紹介

最近「終活」といった自分の将来に関する事を考える人が増えています。そこで話題になっているものが「エンディングノート」です。 名前からしてあま ...

続きを見る

なぜ市町村・自治体はエンディングノートを作成しているの?

エンディングノート作成

なぜ市町村が独自のエンディングノートを無料で配布するのか。 それには2つの理由があります。

  • 孤独死を防ぐため
  • 空き家対策

身寄りのない高齢者が亡くなった後の遺品整理や処理は市町村が負担していることをご存知ですか?孤独死で亡くなられる高齢者が年々増えていく一方、市町村の負担も増えていることは事実です。

こういった負担を減らす為にもエンディングノートを無料配布している市町村は多いです。

また、空き家も同様に、相続人のいないお家は空き家となって維持や管理の費用・人件費も市町村が負担しています。

エンディングノートを通して、相続人が見つからない場合はどうするか考えてもらい、空き家を減らす為にもエンディングノートを活用して注意喚起しています。

市町村・自治体のエンディングノートのもらい方・条件

配布

エンディングノートは主に以下の場所でもらえます。

  • 役所の担当窓口
  • 自治体が指定した配布場所
  • 公式サイトからダウンロード

エンディングノートはお住まいの役所の担当窓口に置いてあるかもしれないので、詳しくはお問い合わせしてご確認ください。

自治体が指定した配布場所については、主にケアプラザや地域包括支援センターなど高齢者に関わる施設に置いてあることが多いです。また、自治体の公式サイトにダウンロード版のエンディングノートを掲載しているところもあります。

エンディングノートがもらえる条件は特に細かい条件はなく、基本的には誰でももらえますマイナンバーカードや運転免許証と言った身分証明証の提示も必要ありません。

ですが、自治体が配布するエンディングノートの発行部数などの関係により一部もらえる対象者を制限している自治体もあります。 ご自身の住んでいる自治体が対象か一度ご確認してみるといいかもしれません。

ダウンロード版のエンディングノートを配布している市町村・自治体一覧

パソコン

北海道・東北地方

関東地方

中部地方

近畿地方

中国・四国地方

九州地方・沖縄

冊子版のエンディングノートを配布している市町村・自治体一覧

冊子

北海道・東北地方

関東地方

中部地方

近畿地方

中国・四国地方

九州地方・沖縄

市町村・自治体のエンディングノートのメリット・デメリット

自治体が配布するエンディングノートのメリットとデメリットを紹介します。

メリット

メリット

  • 地域に関する情報が掲載されている
  • 無料で入手できるものがほとんど

市町村が配布するエンディングノートには、 ページ内や巻末に地域に関する情報が盛り込まれていることが多いです。

例えば、介護の項目には地域包括支援センターの案内や介護保健に関することが書かれていたり、 医療の項目にはもしものことがあった時、外来を受け付けてくれる病院が記載されていたりします。

無料配布できるように、その地域の企業広告が入っているのも特徴といえるでしょう。

デメリット

  • ページ数が少ない
  • 装飾が少なくデザインがシンプル

市販のエンディングノートは項目が豊富なため、市販のものと比べると市町村が配布するエンディングノートはページ数が少なめです。

装飾やデザインに関しても、市販のものはブックカバーが付いていたり紙質にこだわっていたりと、市販のエンディングノートの方が装飾やデザインにこだわりがあります。

まとめ

エンディングノート 市町村

エンディングノートは空き家対策や独居老人への配慮等の理由で、無料配布している自治体がたくさんあります。

また、自治体だけではなく一般企業も無料配布しています。無料でエンディングノートを配布している企業はこちらで紹介しているので、あわせてご覧ください。

エンディングノート 無料配布
エンディングノート(終活ノート)は無料配布されている?入手方法を公開

市販のエンディングノートを購入して「自分が欲しかったものと違った」とならないためにも、まずは無料のエンディングノートから始めるのがおすすめで ...

続きを見る

  • この記事を書いた人

浅田 尚行

「終活を身近に」を目標に、ライフエンディングに関わる疑問やメリット・デメリットを分かりやすく伝える活動をしています。終活ガイド資格1級、3級ファイナンシャル・プランニング技能士

-終活・エンディングノート