生前準備とは、生前のうちに葬儀や相続について準備しておくことです。もしもの時は突然来ますので、事前に準備しておかないと家族にとって大きな負担になりかねません。
生前準備をしておくことで家族が困らずに済むので、今から始めてみましょう。
「両親のために生前準備をされる方」もいらっしゃると思いますが、生前準備は本人以外でも始められるのでぜひご参考になさってください。
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【最重要】葬儀社を探し始める
「まだ生前準備の段階なのに葬儀社を探し始めるなんて縁起でもない」と思う方もいるかもしれません。
しかし、没後に葬儀社を決めるとなると数時間で葬儀社を決めなければならず、親族は大きな負担となります。また、適当に葬儀社を決めてしまうことで、サービスが悪かったり金銭トラブルに発展することも。
生前に葬儀社を決めておくデメリットは一切なく、生前に葬儀社を決める方も年々増えているので、余裕のあるうちに葬儀社を探し始めましょう。
葬儀社の探し方
日本にはおおよそ5000社もの葬儀社がいると言われています。その中から予算や要望に合った葬儀社を探すのは難しいでしょう。
「まずはどんな葬儀社があるのか知りたい」という方は、当サイトが厳選した葬儀社ランキングをご覧ください。≫葬儀社をランキングから探す
「自分で葬儀社を見つけたい」という場合は、インターネットで検索して見つけてみましょう。
葬儀社の調べ方は「地域名 葬儀社」と検索するだけです。葬儀予定の地域の葬儀社を調べることで、その地域に対応している葬儀社が見つかります。
葬儀社から見積もりをもらう
気になる葬儀社が見つかりましたら見積もりをもらいましょう。
見積もりをもらうメリット
- 大まかな費用を把握できる
- 他社と比較できる
- 葬儀社の対応を確認できる
見積もりをもらうことで実際の葬儀費用を確認できるので、いくら用意しなければいけないのか把握できます。また、他社との見積もりを比較できるので、より良い葬儀社を選べます。
さらに、見積もりを取り寄せた際の葬儀社の対応も確認可能です。営業のしつこい葬儀社もいるので選別しましょう。
数万円損しないために、資料請求も忘れずに
資料請求するだけで葬儀費用を数万円も割引してくれる葬儀社は結構あります。事前に資料請求しておくだけで割引されるのでお得に葬儀を行えます。
デメリットは「資料請求する手間のみ」で、最終的にその葬儀社に依頼しなくても全く問題ありません。
資料請求は1社あたり1~2分ほどで簡単にできるので、気になる葬儀社があればぜひ資料請求してみてください。
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どんなお葬式にするか決めておこう
あらかじめどのようなお葬式にするのかを決めておくことで、残される家族が困らずに済みます。決めておくと困らないことを紹介していきます。
宗教
宗教によって葬儀の場所や流れが大きく異なります。どの宗教での葬儀を行うのか、または宗教にとらわれない無宗教での葬儀を行うのかを確認しておきましょう。
呼ぶ人
お葬式に参列してもらいたい人を決めて、連絡先をまとめておきましょう。呼ぶ人を決めずに亡くなられてしまった場合、誰を呼べばいいのか困ってしまいます。
今は身内のみの小規模葬儀が流行っていますが、身内のみで葬儀を行ってしまうと葬儀後の弔問が増えることもあるので注意が必要です。
お葬式の規模・葬儀形式
呼ぶ人数が決まればお葬式の規模(葬儀の形式)も決められます。
簡易的に行いたい方は「直葬」「火葬式」「一日葬」、身内や親しい友人のみの場合は「家族葬」がおすすめです。葬儀形式についてはこちらの記事もご参考ください。
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葬儀場
葬儀場といっても種類は様々で、自治体が管理している公営斎場や企業が運営している民営斎場、寺院や自宅でも葬儀を行えます。
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葬儀予定の地域にある葬儀場を検討されてみてください。調べ方は「地域名 葬儀場」と検索しましょう。
遺影写真
遺影に使う写真を用意していない場合、免許証や証明書類の写真を使います。しかしその写真のサイズは小さいので、遺影写真のサイズにするとぼやけた写真になってしまいます。
しっかりとした遺影写真にするためには、大きなサイズでピンぼけもしていない写真を使いましょう。観光地で撮った風景や建物の写っている写真でも、背景を切り取って遺影写真を作ることも可能です。
これから撮影されるのであれば、モノカリ|カメラのレンタルといったサービスで一眼レフカメラをレンタルすることで、お安く高品質な写真を撮影できるでしょう。
お棺に入れるもの・副葬品
火葬場に送り出す際、思い出やゆかりのある物を棺に入れます。その棺に入れる物を副葬品といいます。
- お花
- お手紙
- 洋服、着物
- 写真
- 巻きたばこ
副葬品に不燃物は入れられないなど制限はありますが、入れてほしいものを事前に決めておきましょう。
葬儀費用
葬儀を行うためにはお金が必要です。一般的な葬儀となると、規模によっては100万円近い葬儀費用が必要になることも。
「葬儀費用がいくらになるのか」というのは、葬儀の規模や人数、葬儀予定の地域、依頼する葬儀社によって異なります。
葬儀費用を把握するためにも、気になる葬儀社があれば見積もりを取り寄せて、いくらになるのか確認しておきましょう。
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【女性に人気】エンディングノートを作ろう
近年、終活の一環としてエンディングノートを作る方が増えています。特に女性の方に人気があり、女性向けのデザインのエンディングノートも発売されています。
エンディングノートは家族のためにもなる
エンディングノートは、本人の身にもしものことがあった時に家族に伝えたいことを書き留めておくノートです。
葬儀やお墓、介護や遺産相続などの希望を書き留めておくことで、家族が判断を迫られた際の判断材料になります。
エンディングノートについてはこちらの記事で解説しているのでご参考になさってください。
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エンディングノートは無料で手に入る
エンディングノートは書店やネット通販で販売されています。価格は500円~2,000円のものが一般的です。
無料で手に入るエンディングノートもあるので、初めての方は無料のものから始めることをおすすめします。
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【注意点】エンディングノートは遺言書の代わりにはならない
エンディングノートには法的効力がないため、遺言書の代わりにはなりません。つまり、エンディングノートに「◯◯してほしい」と希望を書いても、強制はできません。
エンディングノートは遺言書のように決まった書き方や手続きが不要で、本人が書き残しておきたいことを自由に書くことのできるノートです。
遺産相続について法的効力のある情報を残したい場合は、遺言書を作成しましょう。
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まとめ
- 葬儀社を探し始める
- お葬式について決めておく
- エンディングノートを作ろう
もしもの時は突然やってきます。生前準備を行うことで本人と家族が困らずに済むので、まずは葬儀社探しから始めましょう。
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